No.028　無明／原田 依幸(p)、 松風 鉱一(sax,frute)

JMCK-1017「無明」

原田 依幸(p)、 松風 鉱一(sax,frute)

2,800円（税抜価格）2,940円（税込価格）

2003年、春・3月　東京。一期一会の即興演奏の醍醐味。

１．麩（fu）02'38

２．無明（mu-myo）06'30

３．月山の水（gassan no mizu）14'33

４．ウォーターマッシュルーム（water mashroom）08'12

５．黒胡麻（black sesame）15'43

６．ブルーブラックの階段（the stairway in blue black）09'31

レコーディング：2003年3月12日　三鷹芸術文化センター

マスタリング：2003年8月28日　スタジオ　プラン＊プラン

POSコード：4560106870175

原田 依幸（はらだ よりゆき）　Piano

島根県大社町出身、1948年生まれ。国立音楽大学クラリネット科卒。同学年同科の梅津和時（reeds）と在学中からデュオ活動を始める。その頃からピアノを弾き始める。卒業後、「プルチネラ」などでの活動を経て、74～75年梅津和時とともにニューヨーク在住し、ロフトで演奏。帰国後、梅津和時他と「集団疎開」結成、八王子のアローンを拠点に活動。78年生活向上委員会大管弦楽団としてライブ活動を開始。奇抜な衣装、ハプニング的パフォーマンス、ギャグを取り混ぜて演奏会場を丸ごと祝祭空間に変容するライブで大話題となる。83年解散。その間80年に梅津和時とデュオでドナウエッシンゲン現代音楽祭出演。その後、80年代は自己の「新撰組」「絶倫本舗」「魚介類」やソロ・ピアノなどで活動。現在「原田椅子」のメンバーによる原田ユニットでアケタの店を拠点に活動中。上記以外の共演歴では富樫雅彦（perc）、山下洋輔（p）、坂田明（as）、RCサクセション他、海外勢ではトリスタン・ホンジンガー（cello）、アンドリュー・シリル（ds）他がある。おーらいレコード『音三昧　／小山彰太デュオ集』、『パッショネイト・エイジ／井上敬三』に参加。

松風 鉱一（まつかぜ こういち）　Sax、Flute

静岡市出身、1948年生まれ。高校在学中から国立音大教授 石渡悠史氏に師事、国立音大器楽科を卒業。音大在学中より、プロとして自己のJAZZグループの他、様々な音楽シーンに参加。米軍キャンプ、TV、ラジオ、スタジオ、コンサート等で演奏活動をする。70年代には既に自己のリーダーアルバム「AT The Room 427」を発表する。82年には、自己のグループで合歓ジャズインに出演。またその間、富樫雅彦オーケストラ、森山威男4+1、板谷博Guilty Physic、丸山繁雄“酔狂座”オーケストラetc.でもレコーディングと演奏活動。97年6月には渋谷毅オーケストラでフランス公演。98年は、今村昌平監督の「カンゾウ先生」の映画音楽にフルートで参加（山下洋輔音楽監督）。近年参加した主なアルバム「VAL」、「酔った猫が低い塀を高い塀と間違えて歩いているの図」、「TAMASA」、「ホームグランドアケタ」、「三階節」、「カンゾー先生」など多数。99年の6月には渋谷毅のCD「essential ellington」（99年度スイングジャーナル日本ジャズ賞受賞）に参加。そして97年、横浜の元領事館でのレコーディング、松風鉱一トリオwith三好功郎「万華鏡」を発表。